異国で出会う「日本」のありがたさ

講師ブログ

こんにちは、ワトル英語塾の山下です。コロナ禍で大きく落ち込んだ海外留学も、ようやく回復傾向にあるようです。この春、ワトル英語塾の留学プログラムで、2週間のオーストラリア留学に行く生徒がいます。ぜひ一生残るような貴重な経験にしてもらいたいです。

さて、私がオーストラリアに留学した時を思い返してみると、今思えば謎の決意も持ってオーストラリアに向かっていました。それは、「絶対に日本語は話さない、そして日本人とは話さない」というものです。実際、語学学校では英語以外話してはならないルールがありましたし、多額の費用をかけているわけですから、貴重な期間を無駄するべきではないという点で、あながち間違いではないと思います。しかしそうは言っても、やはり一切関わらないというのは今になってはおかしな考えだと思います。結論を言うと、私は現地でたくさんの日本人留学生と知り合いました。

何が言いたいかというと、無理は良くないということです。私がそのような思いに至ったのは異国の地で不意に聞こえてくる日本語や日本に関わるものを見るたびに、特別な感情を持ったからです。それは決してホームシックではなく、とても説明が難しいのですが「私は日本人だ」と思うと同時に心のバランスを保ってくれるような気がしました。だからと言って、早く日本に戻りたいとは思った事は無く、出来るだけ長くオーストラリアにいたいと思っていました。

結局何が言いたいんだという内容になってしまいましたが、無理せず留学を楽しんでほしいということが言いたいのです。もちろん外国語を学ぶときに母国語ばかり使っていては向上は望めません。語学学校の講師は「心配しなくても母国語(日本語)は5年話さなくても忘れない、しかし英語(外国語)は1日で忘れてしまう。」と言っていました。まさにその通りです。ただそれは、当たり前のことですが自分の国と一切関係を絶てということではないですよね。日本人同士でなければ共有できない悩みや喜びもあります。皆さんには留学初期の私のような凝り固まった考えを持たずに(笑)有意義な留学期間を過ごしていただきたいと思っています。