シチュエーション・コメディと英語学習

講師ブログ

こんにちは。ワトル英語塾の山下です。皆さんはシチュエーション・コメディ(situation comedy)通称シットコムをご覧になったことはありますか。有名な作品では、ビッグバンセオリー(Big Bang Theory)、フレンズ(Friends)、フルハウス(Full House)などがあります。舞台や登場人物がほぼ固定で、大抵1話完結となっており、数話とばしても特に問題なく楽しむことが出来ます。また、何か面白いことがおこるたびに笑い声(laugh track)が入ります。私がオーストラリアのに住んでいた時は、夕方のテレビでシットコムが流れていてよく見ていました。日本では見たこともないようなものもあって、例えば、「The King of Queens」「Becker」「Everybody Loves Raymond」などが特にお気に入りでした。

よくアメリカのドラマや映画で英語の勉強をしているという方がいらっしゃいますが、私個人の意見としては、シットコムは「楽しみながら英語学習をする」という点ではかなりお勧めできます。その理由として、1話がだいたい30分程度であること。また登場人物が固定されており、複雑な人間関係を覚えなくてもよいこと。さらに普通の連続ドラマであれば、しばらく見ないうちに内容を忘れてしまいますが、シチュエーション・コメディはそもそも話の構成が日常生活で成り立っていることが多く、どこから見始めても大体理解できます。また製作者側の編集ではありますが、laugh track によって英語圏に住んでいる人々の笑いのツボなども 知ることが出来ます。

最後に、フルハウスは日本でもおなじみで、声優さんの演技があまりにも素晴らしすぎて吹き替え版しか見たことがない人が多いと思いますが、英語学習やアメリカの文化を理解するうえでかなりお勧めの作品です。ぜひ一度オリジナル版を見てみてください。