皆さんは映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」をもう見られましたでしょうか。私はまだですが、暇を見つけて見に行きたいと思っています。日本で創作されたキャラクターがこれほど長く世界中で愛されいるのは、われわれ日本人にとってもうれしいことですよね。海外で生活してみて思ったことは、日本文化の中でも特にアニメや漫画の影響力はすさまじいものがあるということです。日本と比べれば、年配者の間では、それらは子供のものであるという認識を持っている人が多いのは確かですが、若い人たちにとっては全く違います。実際、語学学校や大学、そしてシェアハウスでも日本のアニメや漫画に関する質問をされることが多かったです。中国人の友人とは「名探偵コナン」の話題でよく盛り上がっていました。私が最も驚いたのはオーストラリアの小さな図書館に行った時に、数ある本の中に日本の漫画を見つけた時です。
漫画やアニメが人気であることは20年以上前から言われていることですが、正直なところ私の中では、それは一部マニアの間でのことだと思っていました。実際、私が住んでいたアデレードには日本のアニメグッズを扱う店がありました。
しかし、図書館のような公共の施設でも見られるようになっているということは、そのすそ野は確実に広がっているのではないでしょうか。
私たち日本人にとって、海外の方々と盛り上がることが出来る共通の趣味や話題があるということは、語学学習にとって大きなアドバンテージになるはずです。英会話で話を続けることが出来ないという人は、案外英語力ではなく、単に話す話題がないだけということが多いです。そういうときは、選択肢の1つとして世界に誇れる日本の文化「アニメ・漫画・ゲーム」を加えてみてはいかがでしょうか。