こんにちは、ワトル英語塾の山下です。本格的な受験シーズンを迎え、受験生の顔つきも変わってきました。さて、この夏に旺文社の調査で、2024年度、大学の一般選抜で「英検」が最も多く利用された外部検定だとの結果を発表しました。その割合は何と9割を超えているとのことです。Teap利用型入試なども選択肢にはあるのですが、やはりまだまだ英検ほどは一般的にはなっていないようです。
外部検定の話となると、居住地で英検が受けられないなどの地域格差、そして受験料を払う余裕がないなどの経済格差などが取り上げられます。それぞれすぐに解決することは難しく、特に英語教育においては経済的格差が顕著に出やすいと思います。政府だけでなくわれわれ英語教育に携わるものもしっかりと考えていかなければならない問題だと思います。
ただ、受験生が様々な外部検定を受けることは良いことだと思います。どのような学部に入ろうと英語学習はついて回りますし、高校生のうちから定期テスト以外の外部検定を受けることは決して無駄なことではありません。皆さんも英検だけではなく、他にどんな検定があるのか調べてみてください。