こんにちは。ワトル英語塾の山下です。海外留学と聞いてまず思いつくのが語学学校ではないでしょうか。語学学校と言っても様々な種類があって、夏休み期間を利用した短期留学で英語力を向上させるために通ったり、海外の大学付属の語学学校であれば、大学や大学院への英語力証明を得るためにアカデミックコースで勉強したりと様々です。私もアカデミックコースで、論文の書き方やプレゼンテーションの練習、そして大学図書館のデータベースの使い方まで、大学で必要になる知識を中心に学びました。皆さんの中には、「思っていたのと違う、、、」と思われるかもしれませんが、上で述べたように生徒の目的によって語学学校のカリキュラムは大きく違います。多くの語学学校ではアカデミックコースとジェネラルコースを用意していますので安心してください。さて、語学学校で私が特に面白かったのがリスニングクラスでの映画を使った授業でした。
「Groundhog Day」と「OVERBOARD」は授業で観たのが初めてでした。授業では当然ですが、ただ映画を観るだけではなく内容をしっかり理解して先生の質問に答えたり、グループでチャプターごとに内容をまとめたりするグループワークもありました。ではこの授業の何が面白かったかというと、同じレベルの生徒でクラスが分けられているとはいえ、やはり私のようにリスニングに不安がある生徒や、絶対の自信がある生徒が存在します。そうすると、映画の中で登場人物がジョークを言ったとき、理解できた生徒は笑って、聞き取れなかった生徒は何が起こったのかと周りをキョロキョロ見渡すのです。もちろん私は後者でした(笑) ひどいときは周りのリアクションに合わせて笑ってみたりもしていました。ただ笑い事ではなかったのでリスニングには必死で取り組んで、最終的に映画館で他の観客と反応が一致したときはとてもうれしかったです。
ちなみに、紹介した2作品はとても面白い映画ですのでお勧めします。また語学学校でも採用されているのでリスニング練習として観るのもいいのではないでしょうか。