こんにちは、ワトル英語塾の山下です。高校受験だけでなく大学受験においても英語は必須科目となっており、特にリーディングの技能が重要視されています。共通テストでは長文を素早く読解し、解答する能力が求められます。また、私大や国立の2次試験の中には、英文解釈の技術を駆使しなければ読むことが出来ない長文が多くあります。長文のテーマは様々で、経済、政治、国際関係、異文化理解、科学、医療など多岐にわたります。それらの中には日本語訳を読んだとしても意味が分からないものもあるのではないでしょうか。私はあります(笑)
ワトル英語塾の外国人講師の方とも、生徒のリーディングに対するアレルギーを何とかできないかと話し合ってきました。そしてある提案が出されました。それが日本の昔話です。多くの日本人が子供のころから慣れ親しんだ物語であり、難しい単語があったとしても話の内容を知っていればある程度推測して読んでいけます。「桃太郎」(Peach Boy)や「一寸法師」(Little One-Inch)などの英語版をオーストラリアの先生から紹介していただきました。正直なところかなり難しい単語も多く含まれていて決して易しくはないのですが、背景知識があるテーマのおかげで今のところ生徒に拒否反応は出ていません。
amazonなどで日本昔話の英語版は簡単に手に入れることができます。もし興味を持たれたなら、一度試してみてはいかがでしょうか。