ハロウィンに関する誤解

講師ブログ

こんにちは。ワトル英語塾の山下です。日本でもよく知られるようになってきたハロウィン(Halloween)ですが、「アメリカやオーストラリアで一般的なお祭りでしょ?」くらいに捉えている方が日本では多いのではないでしょうか。実際、私もオーストラリアに住んでいた時は全員に「Happy Halloween!」と呑気に挨拶をしていました。もちろん挨拶を返してくれる人もいましたが、そうでない人もいました。敬虔なクリスチャンの方々です。

ワトル英語塾のヘザー先生にお聞きしたのですが、クリスチャンにとってハロウィンは魔術師(warlock)や魔女(witch)が扱う魔術(witchcraft)に関する儀式であり、聖書にはそのようなものには近づいてはならないとあるそうです。特に子供たちが参加することに非常に神経質になる方もいらっしゃるそうです。

個人的な意見として、私たちがハロウィンを楽しむことは全く問題ないですし、子供たちも仮装やお菓子を楽しんでほしいと思っています。(ワトル英語塾でも飾りつけやお菓子を置いています)ただ「英語圏の人はみんなハロウィンを楽しんでいる!」というのは誤解だということも同時に理解できるようになると、異文化交流において配慮ができるようになり、またより深い異文化理解につながるのではないかと思います。