ワトル英語塾 開校のご挨拶

講師ブログ

はじめまして。ワトル英語塾塾長の山下達也(ヤマシタ タツヤ)と申します。

まずは自己紹介をさせていただきたいと思います。                                                                                                             

私は三重県四日市市出身で、地元で英語塾を開校するまでに様々な経験をしてきました。2014年にそれまで勤めていた会社を辞め、オーストラリアに留学することを決めました。当時の私の英語力は英検2級程度で現地では銀行口座を開くのも四苦八苦するありさまでした。留学先は日本人が比較的少ないという理由で南オーストラリア州のアデレードを選び、現地の語学学校に入りました。英語力(特にスピーキングとリスニング)は他国の生徒に比べかなり低かったと思います。ただ幸運にも多くの友人に恵まれて、彼らと切磋琢磨することで英語力を伸ばすことが出来ました。

当初は1年ほどで帰国する予定でしたが、語学学校で素晴らしい英語教師に出会い、「自分も彼のようになりたい!」と思い、大学院でTESOL(英語教授法)を学ぶことに決めました。会社を辞めた時もそうですが、思い立ったらすぐ行動するといえば聞こえはいいですが、今思えばかなり無謀なことばかりしていたと思います…。

ということで、私は同じくアデレード市にあるフリンダース大学に入学し、修士課程の修了を目指すことになりました。海外での大学生活を楽しみにしていたのですが、そんなものは最初の1週間で吹き飛びました。とにかく忙しいの一言でした。授業の予習から始まり、プレゼンテーションの準備と打ち合わせ、同時進行で論文を書き、宿題をこなす。私の要領が悪いを言えばそれまでですが、1年目の前期は、平均睡眠時間は4時間ほどだったと思います。ご丁寧にも、大学の図書館は24時間利用可能で、館内にはエナジードリンクが大半の自販機があるおかげで何とか乗り切ることが出来ました…。

ここまで聞くと、全然楽しそうじゃないと思われるかもしれませんが、2018年に帰国するまでを今思い返えすと「本当に楽しかった」の一言です。確かに勉強はつらかったですが、現地で知り合ったオーストラリア人や他国の留学生の友人たちとの出会いは、私にとってかけがえのないものになりました。他国の文化や価値観を知ることで自分の世界観を広げることが出来ましたし、逆に外から日本を見ることで日本の良さを知り、日本人であることを誇らしく思うようになりました。

帰国後、広域通信制高校で教務を務めさせていただいた後、現在、進学個別指導塾にて小学生から高校生までの生徒さんの英語を指導させていただいています。そして今年、念願の英語塾を開校することが出来ました。

ワトル英語塾では、皆さんの目的の達成を目指して全力でサポートさせて頂きます。ただ、私の経験を見ていただいてもわかるように、人生には目的が分からず立ち止まったり、回り道をしたりすることもあります。無謀なことをしてきた私ですが、とにかく動き回り、様々な知識や価値観に触れてきたことだけは確かで、その中で自分の目標を見つけることが出来ました。その経験が、外国人講師との会話を皆さんにもれなく経験していただくという当塾のシステムに強く反映しています。

是非皆さんにも、「英語力向上」だけでなく、「異文化交流」により世界観を広げ、幅広い視野、大きなスケールで自分の将来について考えるきっかけを当塾で掴んで頂ければと思います。