海外での運転は不安?

講師ブログ

こんにちは、ワトル英語塾の山下です。海外に長期間滞在するときに必要になってくるのが移動手段です。東京のような大都市であれば、地下鉄などの公共交通機関が充実しているため車は必要ないかもしれませんが、場所によっては車なしでは非常に不便な生活を強いられることになるかもしれません。そうは言っても、交通ルールの違いなど、いきなり異国の地で運転をするとなると不安なことが多いですよね。しかし、日本と同じような感覚で運転をすることができればどうでしょうか。

オーストラリアでは、車は日本と同じ右ハンドルで左側通行です。実際運転してみるとほぼ日本と同じ感覚で運転できます。ただ注意すべき点もあり、その1つがroundabout (ラウンドアバウト)です。オーストラリアには信号のない交差点がいくつもありますが、ラウンドアバウトによりスムーズに右折左折直進ができています。仕組みとしては交差点が環状になっていて、環の中は時計回りに流れています。中に入ったら自分が抜けたい出口の前で左ウインカーを出して環から出ていきます。正直なところ最初はかなり緊張します、、。次に、Speed Bump (スピードバンプ)です。これは住宅地などの狭い道や、学校などの周辺でよく見かけます。このような場所では、道路が一部隆起していてスピードを落とさずに通過するととんでもない衝撃を受けることになります。つまり強制的にスピードを落とさせて歩行者の安全を守ることに役立っています。

以上のような点に注意すれば、国際免許(申請は簡単です)さえ持っていれば日本と同じ感覚で運転できると思います。ちなみに、シンガポールも同じく右ハンドル、左側通行ですが、これはかつてシンガポールもオーストラリアもイギリスの植民地だった歴史からきているそうです。

「海外で運転してみたい!」と思っている方は、オーストラリアはおすすめの場所です。もちろん日本と異なるルールもありますし、交通違反の罰金はシャレにならない額になりますので、安全運転をしっかりと心掛けてください。